経営指針書と5S
2008年06月19日
中小企業診断士タニシゲ at 13:28 | Comments(0) | 中小企業経営研究
昨日は、佐賀県中小企業家同友会の例会に参加してきました。
中小企業家同友会では、「経営指針書づくり」を重視しています。
同友会が提唱する経営指針書とは、「経営理念」「経営方針」「経営計画」「数値管理表」の4つが揃っているものです。
そして、経営者の独りよがりではなく、企業の発展と社員一人一人の幸せにつながるもので、誰もが納得できるものでなければなりません。
経営理念は、企業のあるべき姿や使命、存在意義などを書きます。
これが、全社共通の行動指針になります。
経営方針は、経営理念に基づき具体的な企業の方向性を示したものです。
経営計画は、現状を踏まえた上で、目標やあるべき姿を達成するための行動計画です。
数値管理は、現状、目標、計画を全て数字で表現し、管理するものです。
企業経営を行ううえで、これらが必要だということは多くの経営者さまがご存知です。
でも、実際に作っていらっしゃる経営者様となると、そう多くはありません。
さらに、これらの指針や計画を従業員に公開していらっしゃる経営者様となると、もっと少なくなります。
昨日、同席させていただいた経営者様の言葉が印象的でした。
「人まねでもいいから、まず作ってみらんと指針書の価値は分からん」
「作ってみたら何故必要かが分かるし、会社が変わる」
こういうことを異口同音に仰います。
「まず作れ」ということです。
そして、さらに印象的な言葉を聴きました。
「計画書を作るだけで実行できなければ意味がないのだが、これを全社で実行する秘訣は5Sだ」
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことです。
これを、日ごろから徹底することで、ルールを守る、計画をなんとしても実行するという土壌が出来るのです。
イメージとしては、土台に「5S」があって、その上に「経営指針書」があって、その上に初めて「目標達成」という果実が載るのではないでしょうか。
土台が無かったり、しっかりしていないと、「目標達成」もありえないということです。
私が日ごろから思っていたことと、経営者様の実体験とが一致して、私がやるべきことがよりはっきりしました。
「経営指針書」と「5S」を、今まで以上にお奨めして回りたいと思います。
中小企業家同友会では、「経営指針書づくり」を重視しています。
同友会が提唱する経営指針書とは、「経営理念」「経営方針」「経営計画」「数値管理表」の4つが揃っているものです。
そして、経営者の独りよがりではなく、企業の発展と社員一人一人の幸せにつながるもので、誰もが納得できるものでなければなりません。
経営理念は、企業のあるべき姿や使命、存在意義などを書きます。
これが、全社共通の行動指針になります。
経営方針は、経営理念に基づき具体的な企業の方向性を示したものです。
経営計画は、現状を踏まえた上で、目標やあるべき姿を達成するための行動計画です。
数値管理は、現状、目標、計画を全て数字で表現し、管理するものです。
企業経営を行ううえで、これらが必要だということは多くの経営者さまがご存知です。
でも、実際に作っていらっしゃる経営者様となると、そう多くはありません。
さらに、これらの指針や計画を従業員に公開していらっしゃる経営者様となると、もっと少なくなります。
昨日、同席させていただいた経営者様の言葉が印象的でした。
「人まねでもいいから、まず作ってみらんと指針書の価値は分からん」
「作ってみたら何故必要かが分かるし、会社が変わる」
こういうことを異口同音に仰います。
「まず作れ」ということです。
そして、さらに印象的な言葉を聴きました。
「計画書を作るだけで実行できなければ意味がないのだが、これを全社で実行する秘訣は5Sだ」
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことです。
これを、日ごろから徹底することで、ルールを守る、計画をなんとしても実行するという土壌が出来るのです。
イメージとしては、土台に「5S」があって、その上に「経営指針書」があって、その上に初めて「目標達成」という果実が載るのではないでしょうか。
土台が無かったり、しっかりしていないと、「目標達成」もありえないということです。
私が日ごろから思っていたことと、経営者様の実体験とが一致して、私がやるべきことがよりはっきりしました。
「経営指針書」と「5S」を、今まで以上にお奨めして回りたいと思います。