地域情報発信とブログ村
2009年05月09日
中小企業診断士タニシゲ at 12:31 | Comments(0) | 地域マーケティング研究
地域情報発信とブログ村について。
伊万里市では、毎月第2金曜日に「伊万里ブログ村」なる会合が行われています。
そこで何が行われているかというと、ブログ講習会と、ブロガー交流会です。
ブログ講習会は、これからブログを始めたい人や始めて間もない人に、先輩ブロガーさんが書き方や便利な機能、マナーなどを伝授する場です。
ブロガー交流会は、ブロガーさん同士の情報交換やイベント企画の話をしたり、自社商品やイベントなどのPRを行う場です。
つまりは、ブログという便利な情報発信手段を持つ「草の根レベルの情報発信者」を1人でも多く増やし、地域イベントや地域企業などの情報発信基盤を創出・拡大しようという活動です。(と、私は勝手に解釈しております)
もちろん、ブログ村に参加したからといって、「必ず○○イベントの記事を書いてください」「○○さんのところの商品をPRしてください」という強制はありません。
書きたい人は書く、興味がない人は書かない、それは各人の自由です。
そうなると、やはりブロガーさんの数の多さが、地域の情報発信力の大きさになっていきます。
例えば、ある地域に10人のブロガーさんがいるとしましょう。
そのうち2人が地域のイベントに関心を持っている方で、地域のお祭りや観光情報などを自主的に書いてくださっている。
また別の1人は、地元のグルメ情報を定期的に書いていらっしゃる。
残りの7人は、日常風景が主体で、時々地域のトピックを書いていらっしゃる。
割合で言うと、2:1:7ですね。
では、ブロガーさんが100人に増えたとしましょう。
ブログのテーマを書く割合が2:1:7のままだと仮定すると、地域情報の発信者は20人、グルメ情報発信者は10人、日常風景発信者は70人となります。
これが1000人に増えたら・・・。
地域情報発信者は200人、グルメ情報発信者は100人、日常風景発信者は700人!
これってすごくないですか?
こうなると、地域の情報発信力はかなり高まると思うんです。
ブロガーさんの記事を見て、テレビや新聞や旅行雑誌などマスメディアの方が取材に来るということも十分考えられますし、地元の人しか知らなかった優れた商品が全国に知られるきっかけになるかもしれません。
その結果、観光客が増えたり、地場産品の販売量が増えたりと、地域経済の活性化に繋がることになります。
ブログ村は、そういう可能性を秘めた集まりだと私は考えます。
今日は第29回伊万里ブログ村です。
twitterの可能性とネット通販の脅威(機会)について思う
ブログの活用法についてのアンケート
中小企業のブログ活用について
プレミアム買い物券の効果
ブログを活用した地域情報発信について考える
twitterの可能性とネット通販の脅威(機会)について思う
ブログの活用法についてのアンケート
中小企業のブログ活用について
プレミアム買い物券の効果
ブログを活用した地域情報発信について考える